フィジー日記・その8

暑い日

2007年10月24日

今日はとても暑い一日でした。風がなく湿気が多く、日本とはまた違った暑さです。

今日の道場での稽古も、立っているだけで汗がどんどん出てきました。

そして蚊もたくさん飛んでいるので動いていると、さらにたくさん汗をかきました。

フィジーの夏は、どこまで暑くなるのでしょうか。

 

上の写真は、お隣さんの洗って干してあるぬいぐるみです。

生後4ヶ月の赤ちゃんがいるので、ぬいぐるみをたくさん持っているようです。

洗わないとカビ臭くなりますからね。

面白い光景だったので、写真を撮ってみました。

ちなみに、一番奥にぶら下がっている水色の服を着た赤ちゃんは、本物ではありませんのでご心配なく。

では、おやすみなさい。

紅の豚

2007年10月26日

(写真)隣の家の次男、エレキ 3歳

午前中、隣に住む子ども3人が暇そうに外で遊んでいたので、「紅の豚」のDVDを英語ヴァージョンにして見せてやりました。

子どもたちが、紅の豚とは英語では何ていうの、と聞いてきたので、ディープ・レッド・ピッグかクリムゾン・ピッグ、と訳しましたが、何かニュアンスが違うなあと思いました。

日本語の「紅」という言葉は、日本人の感性がないとわからないかもしれません。

紅の豚は、子どもには退屈なのか、子どもたちは段々と飽きてきました。

私の甥たちもそうでしたが、つまらなくなると小さい子どもはその辺をウロウロと歩き出し、小学生低学年ぐらいの子はぐったりして非常に迷惑そうな顔をするのです。

フィジーの子も同じでした。

ストーリーが終わると、すぐさま「バ~イ!」と感想も言わずにみんな家を出て行きました。

紅の豚は、大人向きの映画なのかなあ?

今朝起きて、朝食後に食器を洗おうとしたら、水が止まっていました。

途上国では、よくあることです。何の前触れもなしに突然水が出なくなるのです。

そんなときのために、普段からペットボトルに水を溜めておきます。

水がないと、とても不便です。

トイレは流せない。

シャワーを浴びることができない。

料理することができない。

など細かく分けるともっとあります。

 

まだ海外経験が浅い頃は、水が出なくなると腹が立って仕方がありませんでした。

「日本では、考えられないことだぞ!!」などとその国に対して不満を漏らしていました。

日本の常識が通用しないということを学びました。

そして、経験を積んだ今、急に水が出なくなっても、今までが有難かったんだ、と思えるようになりました。

日常でも、水が使えてすごく有難い、と思って生活できるまでになりました。

 

このようなことは、人間関係など色々なことに置き換えて考えることができると思います。

嫌な人がいたとしても、急にその人が死ぬと寂しくなったりします。

失ったときはじめて、その人の存在価値に気づくのではないでしょうか。

説教臭くなってしまいましたが、私は、普段から色々なことに有難いと思って生活するようにしています。

有難いことがずっと続くと「当たり前」になってしまうので、普段から「ありがとう」というように心がけています。

こちらでは、日本人が少ないので「ありがとう」をいう機会が少ないですが、その分、飲んだり食べたりするときに食物に「ありがとう」と言うようにしています。

そうすると有難さを忘れずに済むし、そんなことをしている自分がかわいくて笑えるからです。

笑いは健康にいいので、これを習慣にした結果、なぜか人間関係に困ることがなくなったので不思議です。

やはり思っているだけよりも、声に出して言ったほうが効果があるようです。

夕方、蛇口を捻ると水がどっと出てきました!

クラッカーを鳴らしたくなるほど嬉しかったです。

そんな些細なことで喜べる自分にしてくださった、生まれてから今まで自分の人生に関わってくれた人々に感謝せずにいられません。

「ありがとうございます」

ABOUTこの記事をかいた人

アバター

フリーランスの画家として活動しています。 愛知大学卒業後、青年海外協力隊で南米ボリビアの首都ラ・パスの国家警察学校で空手に当たる。現地で絵を描く楽しさを知り、帰国後独学で技法を学ぶ。その後、創作活動をして個展を開催する傍ら、ラオス、スリランカ、エルサルバドル、フィジーに空手の指導に当たる。今までの経験を創作に活かし「明るく、楽しく、やさしい絵」をモットーに元気に活動中。