ボリビア国家警察学校 Academia Nacional de Policias

2年間過ごしたポリス・アカデミー

ここが私は青年海外協力隊で2年間過ごした、ボリビア国家警察学校(Academia Nacional de Policias)です。

アカデミア・ナショナル・デ・ポリシアスと長いので、現地では、アナポルと呼ばれていました。

グランドはアスファルトかコンクリートかよくわかりませんが、いつも砂埃でいっぱいでした。

これでも標高が3400mぐらいあるので、激しく動いて空手の指導をするときなんかは、苦しくて死ぬかと思いました。

この写真で見えている建物はすべて警察幹部候補生の学生の寮になっていて、右奥に教室がありました。

一階は教官の休憩室、校長室、会議室、トレーニングルームなどがありました。

「ココ」と書いてあるところに扉があって(隠れて見えませんが)、この隅の部屋を約3カ月間私が使っていました。

前にある水道で歯を磨いたり、顔を洗ったりしていました。

シャワールームとトイレは、隣の扉にありました。

向かいの丘の上には、警察学校のモニュメントがそびえ立っています。

ラ・パスの乾季は、いつも空が真っ青なので(写真よりもっときれいに見える)大好きでした。

ここに初めて来た日、

オレはどうなってしまうんだろう

本当に大丈夫か

と不安でいっぱいだったあの時(23歳)が、とても懐かしいです。

ABOUTこの記事をかいた人

フリーランスの画家として活動しています。 愛知大学卒業後、青年海外協力隊で南米ボリビアの首都ラ・パスの国家警察学校で空手に当たる。現地で絵を描く楽しさを知り、帰国後独学で技法を学ぶ。その後、創作活動をして個展を開催する傍ら、ラオス、スリランカ、エルサルバドル、フィジーに空手の指導に当たる。今までの経験を創作に活かし「明るく、楽しく、やさしい絵」をモットーに元気に活動中。