こんにちは。「心を癒す」がテーマの画家ハナムラ・ヒロユキです。
学生時代は強くなりたい一心で、ウェイトトレーニングに励んでいました。
その時の痛い経験をお伝えします。
ウェイトトレーニングを行うアスリートは、是非読んでいただきたいと思います。
目次
ウェイトトレーニングに励む日々
大学4年生のときでした。
私は科学的なトレーニングを積んで強くなりたいと思い、スポーツクラブに通ってウェイトトレーニングを学んでいました。
そこにはプロの競輪選手、格闘家、ボクサー、ボディビルダー、ウェイトリフティングの選手といった様々なアスリートが日々トレーニングを積んでいました。
私は毎回メニューを決めて、特にウェイトトレーニング(バーベルやダンベルを使った、重量トレーニング)を重点的に行いました。
スクワットで足を鍛える
そのなかには、バーベル・スクワットというものがありました。
重いバーベルを肩の後方に担いで、屈伸運動をするという足のトレーニングです。
私は自分の最高記録を作ろうと躍起なり、重りを増やしました。
バーベルは160㎏とかなり重くなりました。
160㎏のバーベルに挑戦
160㎏を担いで、一回しゃがんで立ち上がると記録達成になります。
私のまわりには補助するために二人のトレーナーがスタンバイしていました。
肩にバーベルを乗せると、ずっしりとした重みを感じました。
呼吸を整えます。
極限まで意識を集中します。
変な音が・・・
いよいよ最高記録へ。
ラックからバーベルをはずし、ゆっくりとしゃがんでいきました。
すると、その瞬間・・・。
「バリバリバリ!!!!!」
と太ももの裏辺りから鈍い音が聞こえ、私はびっくりして倒れこみました。
私もまわりの人も、筋肉が断裂したのかと思いびっくりしていました。
筋肉断裂で今後の試合を諦める
私は横になったまま、今後は国体などの試合を諦めなければならない悔しさで頭が真っ白になりました。
倒れた状態で足を動かしてみました。
が、全く痛みはありませんでした。
おかしいなぁ、と思いよく調べてみました。
足のどこにも異常はありませんでした。
でも、さっきの「バリバリバリ!」って何だったんだろう?
更によく調べてみると、
パンツが破れていました・・・。
まわりにいた補助の人たちとその付近にいた人たちがそれを知り、いっせいに大笑い。
トランクスだったので、伸びずに裂けたのです。
筋肉が断裂してあんな音が出るはずないか・・・。
恥ずかしいやら面白いやらで、自分のバカさ加減にあきれてしまいました。
私は起き上がってその場を立ち去りました。
パンツが破れているだけに通気性が良く、いつもより広い歩幅で歩けるようなすがすがしい感じがしました。
それ以来スクワットをするときは、トランクスではなくブリーフにしようと心に誓いました。
教訓
「スクワットをするときは、伸縮性のあるパンツを穿こう」