人生で最も大切な時は「いつ」で、最も重要な人は「誰」か

私たちの人生で最も大切な時は「いつ」で、最も重要な人物は「だれ」なのでしょうか?

この物語を見ていきましょう。

昔々、若くてハンサムな王がいました。

富と権力に恵まれていましたが、王には二つの悩みがありました。

 

それは

自分の人生で 最も重要な時は「いつ」なのか?

自分の人生で 最も重要な人は「誰」なのか?

 

どうしても答えが欲しかった王は、国中の哲学者から回答を募りましたが納得がいく答えが得られませんでした。

 

あるとき、ある哲学者が言いました。

「ここから何日も歩いた遠い山奥に、とても素晴らしい賢者が住んでいます」

王はそれを聞くと、すぐに旅立ちました。

 

王は自分の正体がバレないように農夫の姿になり、賢者が住む貧しい掘っ立て小屋に入っていきました。

王:あなたはとても賢い人で、どんな質問にも答えてくださると聞いてやってきました。私の人生で最も重要なのは「誰」なのか、最も大切な時は「いつ」なのかを教えていただけませんか?

賢者:すまんが、芋を掘るのを手伝ってくれんか。

王:なんですと?

賢者:掘った芋は川に運んで洗うのだ。わしが湯を沸かすから、一緒にスープを食べなさい。

王は試されているのだと思い、そのまま数日を賢者の指示に従い過ごしていました。

 

しかし、一向に疑問に対する解答がもらえません。

堪忍袋の緒が切れた王は紋章を取り出して王であることを名乗り、賢者に怒りをぶちまけました。

 

王:このウソつきペテン師め!!こんなところにいて時間を浪費した!私は帰る!!

賢者:最初にお会いした時にあなたの質問にはお答えしたはずですよ。ですが、あなたは私の答えを理解しなかったのです。

王:どういう意味だ!?

賢者:あなたがここにいらしたとき、私は歓迎しました。

そして自宅を提供しました。

過去はもはや過ぎたこと、未来は存在していない

それに気づきなさい。

あなたの人生で最も重要な時は「今」です

そして最も大切な人は「今、一緒にいる人」です。

なぜならあなたはその人とともに人生を分かち合い、経験をともにしているからです

 

作家ローガン・ピアソル・スミスはこう述べています。

「人生において目指すべきことは二つある。第一に、自分の望むものを手に入れること。そのあとでそれを喜ぶこと。もっとも賢い人間だけが二つめを手に入れることができる」

 

わたしたちは「いつの日か、重要な誰かが現れ人生が好転するかもしれない」と信じて盲目なまま生活していますが、実は目の前にその重要な時と人が存在していることを忘れてしまっています。

存在しているのは、いまこの瞬間しかありません。

それをどのように考えて生きるかで、過去も未来も変わってくるのです。

 

参考文献:「今日は残りの人生の最初の日」ロビン・シーガー / 小川敏=訳

↑とってもいい本です!

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フリーランスの画家として活動しています。 愛知大学卒業後、青年海外協力隊で南米ボリビアの首都ラ・パスの国家警察学校で空手に当たる。現地で絵を描く楽しさを知り、帰国後独学で技法を学ぶ。その後、創作活動をして個展を開催する傍ら、ラオス、スリランカ、エルサルバドル、フィジーに空手の指導に当たる。今までの経験を創作に活かし「明るく、楽しく、やさしい絵」をモットーに元気に活動中。