今回は、この世のものはすべて同じものからできていて、実は隙間だらけというお話です。
すべては原子や分子で作られている
この世の物質というのは、ものすごく小さくしていくと原子や分子で成り立っているということが量子物理学でいわれています。
この小さな原子を構成しているのは原子核と陽子と中性子で、もっとちいさくすると素粒子になります。
原子核の周りには、無数の電子がものすごいスピードで回っているそうです。
とはいっても目には見えないので、どんな感じなのかもイメージしにくいです。
例えるとこんな感じになります。
東京ドームの中心に野球のボールが一個浮かんでいるところを想像してみてください。
原子が東京ドームだとすると、原子核は野球のボール。
東京ドームの外側の半径4㎞ぐらいのところに、ビー玉の大きさの電子がまわっているイメージです。
原子核と電子のあいだには、かなりの距離があります。
それらが寄り集まって色んな物質になるのですが、そう考えると隙間だらけと言えないでしょうか。
隙間にはなにがあるの
原子と原子をくっつけているものは何かというと、エネルギーです。
波動ともいえます。
このエネルギーの働きが弱くなるとそれぞれ分離していきます。
波動には種類があって、大きく分けるとポジティブな波動とネガティブな波動です。
ポジティブが良くてネガティブが悪いということではなくて、そういう性質の波動ということです。
ちょっと信じられませんが私たち人間に意識があるように、原子や分子にも意識があるのです。
細胞にも意識があります。
原子や細胞は私たち人間のように能動的な存在ではなくて受動的な存在です。
彼らは自分がいる場所の波動の影響を受けて存在しています。
波動に影響される
例えば、私がとても元気で幸せで活き活きと生活しているとポジティブな波動が発生するので、原子や細胞はその影響を受けて活発に働きます。
反対に私がとても暗くて死んでしまいたいと思っていたりするとネガティブな波動が発生するので、原子や細胞はその影響を受けてだったら死んじゃいましょうと動きが鈍くなります。
動きが鈍くなると原子たちは運動をやめてしまい波動(エネルギー)が弱まります。
すると細胞が劣化して血行が悪くなります。
臓器なのどの組織の末端から冷えてくるので、そこから病気になるのです。
波動をコントロールするものは
波動はエネルギーとか氣とかいわれていますが、これをコントロールしているのは私たちの意識であり思考です。
考え方や感じ方を変えると波動が変わります。
波動を変えると、自分を構成する組織も変わり外観も変化するのです。
こういう影響もある
例えば、私が不機嫌で怒っているとします。
私が吐く息も身体から蒸発する水分もネガティブに働く原子たちで構成されていることになります。
私から出たそのネガティブな物質を吸い込むと、ネガティブな波動の影響を受けて嫌な気分になるのです。
これは毒といってもいいかもしれません。
みんなでワイワイ楽しくしているところに、急に不機嫌な人が混ざると一気にネガティブな雰囲気になるのはこのためです。
逆にすごく明るくて前向きな人が、暗くて落ち込んだ集団に紛れ込むとします。
そうすると暗い人たちは波長が合わなず耐えられないので解散して行きます。
ポジティブな波動は集合する性質があって、ネガティブな波動は分解するという性質があるということを覚えておくといいですね。
目に見えない空間は、知覚できないエネルギーで満たされています。
私たちは自分の思考をコントロールすれば、もっと意識的に面白い生き方ができるのではないでしょうか。