フィジー日記・その21

今日はクリスマス・イヴ

2007年12月24日

(写真)子どもたちへのクリスマス・プレゼント

今日はクリスマス・イヴです。

おとなりさん宅に、先週から親戚の子達が遊びに来ています。

しかも、10人も。

先週から子どもたちの相手をして遊んでいるのですが、日本の子どもたちと違う面があり、色々と勉強になります。

昨日は、1.5リットルのペットボトルに水を入れて三角形に6本並べ、遠くからサッカーボールを転がすボーリングをしました。とても盛り上がり、一気に子どもたちのスターダムにのし上がることができました。

お金がなくても、知恵を使えば十分楽しめるということが、途上国に住むとよくわかります。

そして今朝は、5:00から子どもたちが私の寝室のすぐ横でボーリングをしてとても盛り上がってくれたので、ゆっくり寝てられませんでした。

今日は午前中から、子どもたちと野球をして、次にバドミントン、最後にサッカーをしました。

すると午後からはまたサッカーをしていましたが、途中から土砂降りの雨が降ってきたので屋根に入りました。

数秒後、子どもたちが「わーーーー!!!!」と叫び土砂降りの中へ突進していきました。

子どもたちはみんな泥だらけになり、雨を楽しんでいました。

私はといえば、年相応の大人らしさを振舞っていました。

子どもたちが「一緒に遊ぼうよ」というので仕方なく土砂降りの中に入っていきました。

というのは嘘で、本当は自分から入っていきました。

30歳にもなって、こんなふうに子どもたちと泥だらけになって戯れるとは夢にも思っていませんでした。

こうやって何も考えずに、子どもたちとただ遊んでいると、開放感がありとても幸せでした。

また、自分の子どもの頃を思い出し(心はまだ子どものままですが)、懐かしくなりました。

こうやって子どもは、子ども社会の中で人間関係を学び、成長していくことが大切なのではないかと思います。

遊ぶ、という行動の中に大人になってから必要になってくる要素が含まれているようで、それを考えると、幼児期から勉強ばかりしていて遊ばないと、人間関係や自分の感情をうまくコントロールできずに苦労するのではないかと思います。

泥遊びが終わりシャワーを浴びてから、子どもたちに私からクリスマス・プレゼントを渡しました。

ラッピング紙が見つからなかったので、封筒に自分でサンタクロースを描いて、中にチョコレート、スナック、キャンディーをパンパンに詰めました。

それを一人に一袋ずつ渡しました。

すると、飛び上がって喜んでくれまし。

おそらく日本で同じことをしたら、ニッコリ笑って「本当はゲームのソフトがよかったんだけど・・・」といわれるかもしれません。

そのあとが印象的です。袋の中はみんな同じです。

今日はイヴなので明日まで楽しみに取っておく子が半分ぐらいいたのですが、あとの子はすぐに袋を開けてお菓子を食べ始めました。

すると、すでに食べている子が、明日まで我慢している子にお菓子を分けて一緒に食べているのです。

日本だったら、自分のものは自分のもの、ときっちりしていると思いますが、私が行った国ことのある途上国の子どもたちは、みんな同じように分け与える光景がありました。

「共感」という心の能力が発達しているからだと思います。

今日は一日中、子どもたちと遊んでいたというか、遊んでもらっていたというか、ハードに動き回ったので今晩はよく眠れると思います。

私の家には煙突がなく、窓にはバングラ・バーという鉄格子がはめてあるので、おそらくサンタクロースは私のところには来ないと思いますが、眠る前に、靴下をベッドに吊るして寝ます。

それではみなさん、メリークリスマス!

 

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フリーランスの画家として活動しています。 愛知大学卒業後、青年海外協力隊で南米ボリビアの首都ラ・パスの国家警察学校で空手に当たる。現地で絵を描く楽しさを知り、帰国後独学で技法を学ぶ。その後、創作活動をして個展を開催する傍ら、ラオス、スリランカ、エルサルバドル、フィジーに空手の指導に当たる。今までの経験を創作に活かし「明るく、楽しく、やさしい絵」をモットーに元気に活動中。