みんな 親を選んで生まれてきます

今回は人は生まれる前にも意識があって、人によってはその記憶があるというお話をします。

目次

 

生まれる前も死んだ後も意識がある

人間というのはもともとは魂で、生まれる前も死んだ後も意識もあるし記憶もあります。

この世に生まれたとたんに段々と生まれる前の記憶が薄れていきます。

 

なぜ生まれる前の記憶がなくてもいいのかというと、全部覚えていると混乱して今回の人生が生きにくくなるからです。

生まれたときは白紙の状態で、新たに私という存在の個性を生かした経験をしたほうが魂が成長できます。

 

ですが、ほとんどの人はその記憶を忘れてしまっています。

だいたい6歳ぐらいまでは覚えているようですが、親がそういうことを信じていない場合、こどもが生まれる前の記憶について一生懸命に話しても相手にしてもらえません。

すると子どもは話しても無駄だと思い、話すのをやめてしまいます。

そういうことは必要ではないと思い始めるので、どんどん忘れていってしまうのです。

産婦人科医の池川明先生

生まれる前の記憶については、産婦人科医の池川明先生が何冊も本を出しています。

池川先生が調査したところ、子どもたちはかなりの確率で生まれる前の記憶を持っているそうです。

お腹の中にいたときの夫婦の会話や、お母さんがどのように生活していたかを視覚的に記憶していました。

子どもは親を選んで生まれてくる

生まれる前の記憶を持つ子たちを対象に聴き取りをすると、面白いことがわかりました。

それは、子どもは親を選んで生まれてくるということです。

更にわかったことがあります。

「このお母さんのことが大好きだからうまれてきた」

「このお母さんは寂しそうだったので、助けたかったから生まれてきた」

というものでした。

誰もお父さんのために生まれて来たと誰も言わなかったのは、イクメンをしている私としては残念なのですが、まあそれはいいとして、子どもは自分の意志で生まれてくるのです。

ひどいことをする両親から生まれてくる子は?

どきどきニュースになるようなひどい両親のもとに生まれてくる子もいます。

そういう子もほんとうに自分で親を選んで生まれてきたのでしょうか?

 

はい、そういう親を選んで生まれてくるのです。

 

なぜそんな親を希望して生まれてくるのかというと、お互い魂が成長できるからなのです。

 

楽しく幸せな人生にも学びはありますが、つらくて抵抗が多い人生のほうが多くの学びを得られるので、そういう人生を選んで生まれてくる人たちもいるのです。

生きているときにはつらくて仕方がありませんが、あの世に帰るとその人生でどれだけ多くの学びを得たのかを認知することができます。

あの世に帰ると、ひどいことをした人もされた人もこの世の真実を知ることとなるのでお互いを許しあえるのです。

 

信じられませんけど。

 

じゃあ、嫌なことをしてくる人は?

例えば、私に対して嫌なことをしてくる人がいたとします。

その嫌な人は、私が生まれる前にその嫌な人が断るのにもかかわらず「頼むから私に嫌なことをしてください。そうすれば魂が向上するから」と強引にお願いして引き受けてもらうこともよくあります。

するとその嫌な人は今回の人生で無意識的に、私に対して「嫌な人」を演じるシナリオになっているのです。

絶対ではありませんが。

 

でも現実問題、嫌なことをする人のことを「実はあの人、いい人なんだけど」と無理して自分の心に偽って生活していると心が苦しくなってくるので、嫌な人は嫌な人のままでいいのです。

 

ただ、それによって自分は色んな感情を学んでいるんだということを意識できれば見方がちょっと変わるので、ちょっと心が楽になってくるのです。

 

話がそれてしまいましたが、みんな自分の意志で生まれてくるのです。

神様が行ってきなさいといったわけでもなく、天使に無理やりあの世から追い出されたわけでもなくて色んな学びを得るために自分で決めて生まれてくるんですね。

 

ABOUTこの記事をかいた人

フリーランスの画家として活動しています。 愛知大学卒業後、青年海外協力隊で南米ボリビアの首都ラ・パスの国家警察学校で空手に当たる。現地で絵を描く楽しさを知り、帰国後独学で技法を学ぶ。その後、創作活動をして個展を開催する傍ら、ラオス、スリランカ、エルサルバドル、フィジーに空手の指導に当たる。今までの経験を創作に活かし「明るく、楽しく、やさしい絵」をモットーに元気に活動中。