フィジー日記・その16

我が家の洗濯機

2007年11月30日

(写真)毎日使っている、半自動洗濯機です

これが私が使っている洗濯機です。

一昔前の日本もこれを使っていました。

今は殆どの家が全自動になっていますが。

洗いが終わると、隣に移して次は脱水。(このときに素早く排水した後、水を溜めておく)

それが終わると、また隣に戻してすすぎ。

それが終わり、また脱水。

そして、ようやくハンガーやロープに掛けて乾かします。

この洗濯機は、いちいち移し変えたり、待たなければいけないので結構面倒くさいのです。

水は、自分で止めないといけませんが、ときどき止め忘れて出しっぱなしになっていたりします。

でもボリビアにいたときは、待たなくてもよかったのです。

なぜかというと全部手で洗って、手で絞って、とやっていましたから。

それを思うととてもありがたく思います。

ちなみに全部手で洗うと、最低2~3時間はかかっていました。

腕の筋肉がパンパンに張ります。

この洗濯機には、あと2ヶ月ちょっとお世話になります。

キッチン

2007年12月04日

(写真)ここで自炊しています。

ここが我が家のキッチンです。

この家に来たときはかなり汚れていましたが、きれいに掃除したので今はピカピカです。

毎晩、どこからか知りませんが、カエルがやって来てキッチンを飛び跳ねています。

それだけならいいのですが、いつも糞をして帰っていくのでとても嫌な気持ちになります。

トイレとキッチンの違いぐらいわかってほしいものです。

野菜などをたくさん買うと早く腐ってしまうので、毎回必要な分だけ買うようにしています。

水は、ミネラルウォーターを買って飲んでいます。

料理には、水道水を使っています。

このキッチンを使うのも、あと残り二ヶ月になりました。

ベオウルフ

今日時間があったので、映画「ベオウルフ」を観てきました。

おそらく100パーセント近くがCGでできた映画でした。

こんなに実物に近く表現できるものなのかと驚きましたが、やはり生身の人間が演技したほうが迫力があるし、味があります。

フィジーの映画館はとても寒いので、いつもウィンドブレイカーを持って行きます。

今日もとても寒く、映画も長かったので途中からトイレに行きたくなりました。

映画の途中で席を立つと他の人に迷惑がかかるので、ずっと我慢していました。

映画の終盤は、かなり派手なシーンが繰り広げられていましたが、そんなことはどうでもよく早くトイレに行きたいばかりでした。

映画の主人公は巨大なドラゴンと戦っていましたが、私は己(おのれ)と戦っていました。

最終的に主人公はドラゴンに勝ち、私も己に克ちました。

映画終了後、すぐにトイレに駆け込みました。

今後は、上映時間前にコーラを飲み過ぎないようにしようと思います。

映画はまあまあ面白かったです。

いつも電話で言われること

2007年12月05日

日本でも海外でも、電話がかかってきて受話器を取ると、相手からいつも言われることがあります。

私「はい、もしもし。花村です」

相手「あれ、ごめん。寝てた・・・?」

私「・・・・。いえ、ずっと前から起きてますけど・・・」

そう、私の声は、寝起きのような声なので、昼にかかってきても相手から同じことを言われるのです。

ちなみに父と弟も私と殆ど同じ声をしていますが、特に私の声は、眠いたい声らしい・・。

日本では、ときどきJICAから頼まれて中学校などに海外体験談を話しに行く機会があるのですが、この私の眠い声からはたくさんのアルファ波が出ているようで、教室にいる半分ぐらいの生徒は眠ってしまうのです。

なぜそのように生徒を睡眠状態に導けるのかと原因を考えたところ、ただ単に、話がつまらない、というのが事実でした。

今後も、どんどん寝起きの声で、電話に出てやろうと思います。

バングラ・バー

(写真)バングラ・バー

これはバングラ・バーというそうです。

フィジーは銃犯罪はありませんが、空き巣泥棒がとても多いので、どの家にもこのバングラ・バーが取り付けられています。

これは家のすべての窓に取り付けられています。

窓ガラスの外側には虫除けのネットが張ってあり、一番外側にもう一枚金網が取り付けられています。

こんな頑丈に防犯していても、ときどき壊して入ってくる泥棒集団もいるとのことなので、家にはセコムのような防犯警報システムが備わっています。

日本とは違うので、海外に住むときは注意が必要です。

今後も気をつけようと思います。

 

ABOUTこの記事をかいた人

フリーランスの画家として活動しています。 愛知大学卒業後、青年海外協力隊で南米ボリビアの首都ラ・パスの国家警察学校で空手に当たる。現地で絵を描く楽しさを知り、帰国後独学で技法を学ぶ。その後、創作活動をして個展を開催する傍ら、ラオス、スリランカ、エルサルバドル、フィジーに空手の指導に当たる。今までの経験を創作に活かし「明るく、楽しく、やさしい絵」をモットーに元気に活動中。