ルーマニア旅行記-13・シギショアラを満喫する

シギショアラ<お食事タイム>

お食事タイムになりました。

写真のこの料理は、夕食ではなく昼食です・・・。

平日の昼からワインなんか飲んでていいのか?と文句を言われそうですが、いいんです。旅人なので。

ちなみにこのワインを飲む前に、ビールも一本飲みました。

ご存知の方もいるかと思いますが、この料理はポークチョップといって、ブタを空手チョップで気絶させてから料理します。

ウソです。

ブタの骨付きロース肉を油で焼いたものです。

ちょっと焼き過ぎていたような気がしましたが、文句を言うとウェイターから必殺ポークチョップ!をされたら困るので、おとなしく食べました。

左の皿には、トマトスライスとキャベツの酢漬けです。

ほろ酔いで満腹になり、店を出たらホテルのおじさんに遇いました。

おじさんは、乗馬ができるところがあるから連れてってやるよ、と言ってくれましたが、ほろ酔いなので落馬すると困るし保険適用外なのでやめておきました。

レストランの夜の外観。

レストランの前には、雪ダルマが待ち構えています。

奥には時計台が照らされていて、とてもきれいでした。

シギショアラ<最後の晩餐>

いよいよシギショアラでの滞在が、最後の日となりました。

シギショアラでの最後の晩餐は、ホテルの客が誰もいないレストランで食べることに決めました。

BGMも何にもないので、店内は静まり返っていました。

ウェイトレスのお姉さんがメニューを持ってきてくれました。

まずはビールを注文しました。

これはウルススというルーマニアのビールで、クマという意味らしいです。

このビールはとても美味しく、私は2本も飲んでしまいました。

ビールを飲みながらメニューを見ていました。

ウェイトレスのお姉さんに、どれが一番おすすめですか?と聞いたら教えてくれたので、それにしました。

ルーマニアのスープです。

トマトとチキンが入っていて、酸味がある美味しいスープでした。

スープを飲み終えて10分ぐらいすると、お姉さんおすすめのスペシャルディッシュが出てきました。

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

デカイ!!!!・・・・デカ過ぎる・・・・。

一人でこんなに食べられるのか!!!!?????

ウェイトレスのお姉さんは、どうだ!!というような勝ち誇った顔をして「楽しんでね♪」と言って奥に引っ込んでしまいました。

この料理を私はルーマニアン・コンボと名付けた。

それにしてもすごいボリューム・・・。

最後の晩餐が、食いしん坊選手権大会・個人戦になってしまいました。

解説すると、手前左から、

ポーク、

フライドポテト、

その上にはデカ過ぎるコロッケもどきと、かたすぎる豚肉とオニオンの串焼き、

その右隣はチキン。

左奥は、ニンジンとピーマンとキャベツの野菜炒め、

その横は、マッシュルームのバター炒め、

その横は、トマト、キュウリ、キャベツのサラダ。

私は気合を入れて美味しくいただきました。

終盤にコロッケもどきを食べているときは、苦しくて心が折れそうになりましたが、かたすぎる串焼き以外は、全部食べました。

ご馳走様でした。

食後は部屋で太田胃酸のお世話になり、胃がもたれ過ぎるので体の向きを変えながら眠ったのでした。

シギショアラでは、食って、寝て、散歩しただけだけの、クウネル・サンダース状態でした。

カーネル・サンダースとかけたのですが、わからなかったら結構です。

そして、旅は続く。

 

ABOUTこの記事をかいた人

フリーランスの画家として活動しています。 愛知大学卒業後、青年海外協力隊で南米ボリビアの首都ラ・パスの国家警察学校で空手に当たる。現地で絵を描く楽しさを知り、帰国後独学で技法を学ぶ。その後、創作活動をして個展を開催する傍ら、ラオス、スリランカ、エルサルバドル、フィジーに空手の指導に当たる。今までの経験を創作に活かし「明るく、楽しく、やさしい絵」をモットーに元気に活動中。