フィジー日記・その23

星空

2007年12月27日

今日は、一日中晴れていました。

風もあり、とても気持ちよく過ごせました。

夕方から庭にマットを敷いて、そこに子どもたちと寝転んで、ずっと空を見ていました。

夕食後も、マットの上に寝転んで、蚊に刺されながら星を見ていました。

殆ど外灯がないので、ものすごくたくさんのきれいな星が光って見えます。

こんな空は日本ではなかなか見ることができないので、目に焼き付けていました。

こうやって星を眺めていると、大昔の人は、娯楽がなかったから、星を見て創造力を働かせてたくさんの星座を作ったんだろうな、と思います。

現代の生活では電気は欠かせませんが、電気がないところでは、日が暮れるとその日が終わってしまいます。

電気がないと、テレビ、ラジオ、パソコンはもちろん、蛍光灯や電気スタンドも使えないので本も読めません。

ロウソクがあるじゃないか、と思うかもしれませんが、実際使ってみると火が揺れるし、光の量が多くないのでとても読みにくいのです。

そして注意していないと燃え移るから危ないのです。

今夜は、心行くまで星を眺めて、とてもリラックスした時を過ごすことができました。

あ~、幸せ・・・。

今年もあと2日

2007年12月29日

早いもので、今年もあと2日になってしまいました。

フィジーに来てもう5ヶ月になるので、それも早く感じます。

今日は、午後から子どもたちと遊び、夕方はいつものごとく庭にマットを敷いて空を眺めていました。

今日は雲がありそれほど星は見えませんでした。

夕食をみんなで食べて、カードゲームをしたりして遊んでいました。

先程、半分の子どもたちが母親と一緒にタクシーで帰って行きました。

なんだか心にぽっかり穴が開いたような感じがします。

明日は、残りの子どもたちが帰るので、とても寂しくなってしまいます。

でも、とても楽しい心あたたかいクリスマスだったので最高でした。

私は、とても幸せです。ありがとうございます。

流行のゲーム

最近、となりの子どもたちの間でチェスとスーパー・タキ(ウノに似たイスラエルのゲームらしい)が流行っています。

二つのゲームは、私がみんなに教えました。

私も含めて毎日やることがないので、みんなでスーパー・タキをしたり、チェスで頭を使って楽しんでいます。

今日は、昼間は暑かったので、木陰に座って、ぼ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っとしていました。

ときどき子犬のレディーと遊んだりもしていました。

あと最近は、ハエが大量発生しています。

個人的には、うっとうしいので嫌いなのですが、フィジーの人たちから言わせると、これはいいこと、なのだそうです。

理由は、人間がみんな仲良く集まって食事をすると残飯が出ます。

それほどたくさんの量の残飯が出るということは、豊富に食料があることで、人数がたくさんいるからなので、ハエが大量に湧くのは大変おめでたいことなのだそうです。

考え方一つで、ハエの見方も変わるんですね・・・。

2007年は、明日で終わりです。

それでは、みなさん。良いお年を~。

感謝を込めて。

 

ABOUTこの記事をかいた人

フリーランスの画家として活動しています。 愛知大学卒業後、青年海外協力隊で南米ボリビアの首都ラ・パスの国家警察学校で空手に当たる。現地で絵を描く楽しさを知り、帰国後独学で技法を学ぶ。その後、創作活動をして個展を開催する傍ら、ラオス、スリランカ、エルサルバドル、フィジーに空手の指導に当たる。今までの経験を創作に活かし「明るく、楽しく、やさしい絵」をモットーに元気に活動中。