エルサルバドルの思い出・その5

ハンモックでゆらゆら

写真は、サナギ状態の古橋さん。

練習が終わって帰宅すると、庭で古橋さんとハンモックに揺られながら、午後の優雅なひと時を楽しんでいました。

この庭には、鳥かごがあり、そこにオウムがいました。

鳥かごの扉は開いたままなのですが、羽の先(手羽先?)を切られているため飛べないのです。

何てかわいそうなオウム・・・と同情して近づくと威嚇してくるので、ほとんど相手にしませんでした。

家主のメルセデスさんには、懐いていました。

類は友を呼ぶ。

写真は、ハンモックでくつろぐ私。

手前の椅子の上に、グレープフルーツの食べかすが置いてあります。

甘かった記憶があります。

練習後にハンモックで揺ら揺らくつろぐことほど、幸せなことはありません。

お腹もいっぱいだし、あたたかいし(ちょっと暑かった)とても気持ちがいいのです。

こんなリラックス状態のときを、私は狙っていました。

私はアルファ波を出しながら古橋さんに近づき、私の得意な魂の話(スピリチュアルな話)をして古橋さんを洗脳しました。

「困難とか苦痛とかがあってもさあ~、それは魂が成長するために必要なことだから、ポジティブな部分を見つけて明るく生きたほうがいいよ~etc.」

などと話していました。

その後、古橋さんは洗脳され、自分の今まで犯した罪を償うため黒帯で自分の首を絞め、自ら命を絶ちました。

などということはありませんが、色々思うことが合ったようです。

そして、帰国一週間前、古橋さんは練習中に足を骨折し、魂の修行をすることになる・・・。

これについての詳細は、また次回。

誤解されると困るのでお伝えしますが、私は古橋さんに呪いをかけたわけではありませんので・・・。

ABOUTこの記事をかいた人

フリーランスの画家として活動しています。 愛知大学卒業後、青年海外協力隊で南米ボリビアの首都ラ・パスの国家警察学校で空手に当たる。現地で絵を描く楽しさを知り、帰国後独学で技法を学ぶ。その後、創作活動をして個展を開催する傍ら、ラオス、スリランカ、エルサルバドル、フィジーに空手の指導に当たる。今までの経験を創作に活かし「明るく、楽しく、やさしい絵」をモットーに元気に活動中。