フィジー日記・その25

誤解

2008年01月07日

 

そういえば、知識不足からきた誤解を思い出しました。

かなり前に、同級生の女性と久しぶりに会ったので、カフェに行って少し話していました。

話の中で彼女は「私は出不精だからダメなのよのね~」といいました。

出不精・・・?

このとき出不精という言葉を初めて聞き、彼女が少しぽっちゃりしていたせいもあったので、てっきり「デブ症」だと勘違いしてしまいました。

私は「全然、デブになんて見えないよ・・・」といいました。

すると彼女は「デブ・・・・・?」と聞き返し、ちょっと不機嫌になりました。

私はわけがわからず困ってしまったので、すぐに話を変えました。

家に帰ってから調べると意味がわかり、とても恥ずかしくなりました。

また、日本ではときどき、中学校などで海外体験についての講演をしました。講演が終わり職員室でお茶を出されたとき担当の先生が言いました。

「私は学がないので、生徒にいい質問をさせられず、すみませんでした」

このとき「学がない」という言葉をはじめて聞き、「ガクってなんですか?」と聞いてしまいました・・。

先生は説明してくださいました。

先生は謙遜して言ったたつもりが、こちらは本当に「学がない」の意味を知らないくらい学がなかったので恥ずかしくなってしまいました・・。

もっと学習しなければ、と思いました。さあ、本読んで勉強するぞ~!

子犬とココナツ

2008年01月09日

今日は快晴で風があり、とても気持ちの良い一日でした。

夕方、となりの人がケーキに使うためにココナツを削っていました。

外の硬い皮をむくと、握り拳より少し大きめの実が出てきます。

それを半分に割り、内側の白い実をテープカッターのような刃でゴジゴジと削っていくと、ココナツの白い粉が出来上がります。

犬というのはココナツの実が大好きらしく、子犬は削ったあとのココナツの実の内側を苦労してかじっていました。

ちょうど子犬の頭がすっぽり入るぐらいの大きさなので、殻に頭を突っ込んでいる姿を見るとヘルメットをかぶっているようでした。

あまりに苦労してかじっているので、手を貸してやろうとココナツの殻を持ち上げた瞬間、子犬は取り上げられるのかと思ったらしく私の手を噛み付こうとしました。

その瞬間「空手チョップ!」が出そうになり、危うく子犬を殺すところでした。

子犬相手にちょっとムカっときてしまったので、思わずココナツの殻を子犬の頭にグリグリとかぶせてしまいました。

こんなところを動物愛護団体の方に見つかったら・・・。

今後は気をつけようと思います。

子犬は引き続きココナツの内側を一生懸命かじっていました。

私が、子犬に英語で「あといくつ欲しい?」と聞いたら、子犬は「ワン!」と答えました。

おやすみなさい。

フィジー生活もあと一ヶ月

2008年01月11日

(写真)子犬のラッキー

今日でフィジーでの生活も残りあと一ヶ月になりました。

とても早く感じます。

最近は昼も夜もとても蒸し暑く、夜中に暑くて目が覚めます。

ペットの子犬のレディーですが、名前がラッキーになりました。

子どもたちが、ラッキーという名前の方がカッコいい、という理由で改名しましたが、普段呼ぶときはみんな「パピー!(子犬)」と呼びます・・。

ラッキーは、段々と成長してきているようです。

最近は噛み癖が出てきたのでしっかりとしつけなければと思います。

今晩も蒸し暑くなりそうです。

おやすみなさい。

 

ABOUTこの記事をかいた人

フリーランスの画家として活動しています。 愛知大学卒業後、青年海外協力隊で南米ボリビアの首都ラ・パスの国家警察学校で空手に当たる。現地で絵を描く楽しさを知り、帰国後独学で技法を学ぶ。その後、創作活動をして個展を開催する傍ら、ラオス、スリランカ、エルサルバドル、フィジーに空手の指導に当たる。今までの経験を創作に活かし「明るく、楽しく、やさしい絵」をモットーに元気に活動中。