ルーマニア旅行記-18・ブカレストの搾りたてミルク販売機

ブカレスト<搾りたてミルク販売機>

列車の楽しい旅も無事終わり、私はブカレストに戻ってきました。

数日後、貫名さんファミリーと貫名さんの友人のコスティ親子が、私と大使館で働く長谷川大先生をブカレスト郊外にある教会巡りと、搾りたてミルクを買いに連れて行ってくれました。

写真は、日没で薄暗くなった教会の庭を歩く長谷川大先生の後姿です。

光に向かって歩むその後姿は、まるで極楽浄土への道を進んでいく浮遊霊のようです。

搾りたてミルク牧場に到着しました!!

これが搾りたてミルク自販機です!!

生まれて初めて見ました。

ミルクを入れる容器は持参しなければならないのですが、工場の人に頼めばペットボトルを売ってくれるようです。

扉を開けてからペットボトルを入れ、お金を投入します。

すると、上から牛のオッパイが垂れてくるので、それをギュッギュッと手で搾ります。

という仕組みだったら面白いのですが、実は、ボタンを押せば上部のパイプから搾りたてミルクが出てきます。

ペットボトルの容器がミルクでいっぱいになると、「モ~いいよ」と声が出てきたら面白いのになあと思いました。

今のダジャレをおわかりいただけましたか?

牛だから「モ~」です。

・・・・・・。

はい、次。

ミルク売り場の横の扉からは、作業場を見学できました。

何頭もの牛たちが、オッパイに吸引機を付けられ搾乳されていました。

牛は大きいなあと思いながら、私はその様子をじっと見ていました。

すると、搾乳が終了した牛が「ジロジロ見てんじゃねえよ!このタコ!!」という目をして、私の前を通り過ぎていきました。

写真の牛の顔をよく見ると、毎日の搾乳で疲労困憊であるということが伝わってきます。

私は、がんばれよ!という眼差しで牛を見送りました。

牛は「お前もな」という眼差しで去って行きました。

牛を見て喜ぶ見学者たち。

これはミルク・タンクです。

この中に、大量の牛乳が収容されています。

このタンク一個分のミルクで、一体どれだけのプリンができるとみなさんは思いますか?

どれぐらいのプリンができるかというと、私にもわかりません。

たくさんできることは確かです。

長谷川邸に帰ってから、早速ミルクを飲むことにしました。

搾りたてミルクは煮沸殺菌したほうがいいとのことでしたが、折角なのでそのまま飲んでみました。

脂肪分がたっぷり含まれているので、とろりとして甘みがあってとても美味しかったです。

生乳なので撹拌(かくはん)するとバターができるぐらいなので、美味しいはずです。

生まれて初めて搾りたてミルクを飲めたので、私はとても幸せでした。

毎日搾りたてミルクが飲みたいので、今度生まれ変わるときは牛に生まれてみようと思ったのでした。

貫名ファミリーのみなさん、コスティ親子、長谷川大先生、どうもありがとうございました。

ABOUTこの記事をかいた人

アバター

フリーランスの画家として活動しています。 愛知大学卒業後、青年海外協力隊で南米ボリビアの首都ラ・パスの国家警察学校で空手に当たる。現地で絵を描く楽しさを知り、帰国後独学で技法を学ぶ。その後、創作活動をして個展を開催する傍ら、ラオス、スリランカ、エルサルバドル、フィジーに空手の指導に当たる。今までの経験を創作に活かし「明るく、楽しく、やさしい絵」をモットーに元気に活動中。